耐震強度偽造ホテル
今、JR奈良駅界隈は、駅舎の高架化および駅周辺の再開発で工事だらけだ。あれは今春だったか、JR奈良駅すぐ近くの細長い区画でビルの建設工事が始まった。工事概要を記した立看板を見るとビジネスホテルを建設しているらしい。あれよあれよという間に12階建てのビルが完成し、サンホテル奈良として今11月に営業を開始した。今日付けの新聞報道で知ったのだが、このホテル、今をときめく姉歯建築設計事務所が設計に関与、構造計算書が偽造されいて、震度6強の地震で倒壊する恐れがあるという。11/25から営業は自粛していたらしい。
夕方ホテル前に行ってみると、入口に貼り紙がしてあった。ホテル前には10人前後の報道陣がたむろしていて、インターホン越しにホテル従業員と話をしている。夕方のニュースで流すためのホテル側のコメントが欲しいんだろう。
ホテルのすぐ横はJRの線路。もしも地震が起こって線路側に建物が倒れるようなことがあったら大惨事になる(もちろん逆側に倒れても大事ではあるが)。今後どういった対策が取られるのだろうか。開業から営業自粛まで20日余、このまま超短命なホテルで終わってしまうのか。 →MAP
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