唐招提寺のうちわまき
毎年5月19日に行われる、唐招提寺の「うちわまき」。本来は、僧侶が舎利殿の上からうちわ(宝扇)をまき、下にいる人々が争ってそれを取り合うというのが風物詩となっているわけだが、今年は雨天のため講堂で僧侶からうちわを手渡されるという、うちわまきならぬ「うちわくばり」となってしまった。なんでも、うちわまきが中止になるのは40年ぶりとのことなので、こういう経験ができたのはラッキーだったのかも。ということで、争うことなくラブリーなハート形うちわを無事ゲットできた(去年はかなりハードな争奪戦の末、やっとのことで完品1本ゲット。1本1000円で売ってもいるんだけどね(笑))。ちなみに、うちわまきは正式には「梵網会」と言い、唐招提寺中興の祖・覚盛上人の命日法要である。余談になるが、このうちわに書かれている梵字は、千手観音と烏枢沙摩明王の真言とのこと。烏枢沙摩明王の真言といえば、京都などのお寺のトイレに「便所の真言」としてよく書かれている「オン クロダノウ ウンジャク」ですな。 →MAP
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント