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2004/07/31

東大寺大仏

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(前置:台風による天候不良で出歩けなかったので。)東大寺界隈は被写体としてかなり取り上げているが、そういえば本尊の盧舎那仏の写真はなかったなあ、ということで本日は大仏さまのアップ。→MAP

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2004/07/30

親子鹿

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東大寺参道で授乳中の親子鹿に出会った。人間を気にする風もなく、母鹿のお腹をつついてせっせと乳を飲む。奈良公園の鹿の出産時期は5〜6月なので、子鹿はまだ生後1〜2カ月というところ。 →MAP

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2004/07/29

奈良漬の新漬け

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数年前、(誌名は失念したが)雑誌の記事で夏季限定の"奈良漬の新漬け"なるものがあると知り、それ以来ずっと食べてみたいと思いつつ、月日だけが経ってしまっていた。今年こそは、と東大寺南大門すぐそばにある森奈良漬店まで買いに出かけた。店頭には並んでおらず、店の人に声を掛けるとトレイから出してきてくれた。約200gのもので800円也。新漬けは、今年採れた瓜を今年の新粕で漬け込んだものとのこと。塩漬けの期間も短いようだ。家に帰って食してみると、普通の奈良漬よりもカリカリ感が強く、粕の酒の香も鮮やかな感じがした。新漬けは7月中旬〜8月いっぱいまでしか販売されていないので、買うなら今スグに。しかし、奈良漬ってのはかなり昔から食されているんだね。長屋王木簡の中に"加須津毛瓜"と書かれたものがあったりする。 →MAP

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2004/07/28

東大寺解除会

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昼のローカルテレビニュースを見ていたら、今日東大寺で解除会という法会が執り行われているというニュースが流れた。僧侶による法要は午前中に終わってしまったようだったが、午後からのこのこ行ってみた。大仏殿の中に茅の輪が括り付けられていて、茅の輪をくぐって夏の疫病を払うというものだった。そう、神社で6月の晦日に行われる"夏越の祓"の仏教版だ。 →MAP

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2004/07/27

飛鳥坐神社 その2

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昨日の続きで、飛鳥坐神社。境内には、いたるところに"マラ石"と呼ばれる男性性器に似た石や、女性性器を想像させる石が置かれている。で、毎年2月第1日曜日に、自ら"天下の奇祭"とうたう「おんだ祭り」が行われる。おんだ=御田で五穀豊穣を願う神事であるが、いつの頃からか夫婦和合・子孫繁栄の祭りともなったらしい。祭りでは天狗とお多福による夫婦和合の所作などもあるとのこと。お好きな方はぜひどうぞ(?)。 →MAP

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2004/07/26

飛鳥坐神社 その1

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飛鳥寺のすぐ近く、明日香村飛鳥に鎮座する飛鳥坐神社。こぢんまりとした境内では、現在社殿の建設中。延喜式にも名前のみえる由緒ある神社なのだが、今は別の方面で脚光を浴びて(?)いたりする。その話はまた明日。 →MAP

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2004/07/25

東大寺仁王像ライトアップ

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昨日に続き、東大寺ライトアップ。南大門の仁王像は、実は昼間は金網が邪魔で見にくいのだけれど、ライトアップされていると陰影もはっきりしてよく見える。 →MAP

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2004/07/24

東大寺大仏殿ライトアップ

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奈良市では「ライトアップ・プロムナード」と称して、1年を通して興福寺五重塔や朱雀門などのライトアップを行っている。これに加えて、7月から10月までは東大寺や春日大社一ノ鳥居などもライトアップされる。夜の奈良公園近辺は昼とは違った表情を見せてくれるので、東大寺大仏殿まで夕涼みかたがた出かけてみた。鹿の足音や魚の跳ねる音に若干ビビリ気味だったのは秘密(笑)。 →MAP

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2004/07/23

福智院地蔵盆

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奈良では7月23日に「地蔵盆」と呼ばれるお祭りがある。京都などでは月遅れの8月23日に行われるようだが、奈良はなぜか新暦。町内にあるお地蔵さんの祠の前にも屋台が組まれて供物が供えられていた。奈良町の東のはずれにある福智院では地蔵盆の法要が執り行われるというので行ってみた。福智院の本尊は「地蔵大仏」とも呼ばれる丈六の立派な地蔵菩薩だ。地蔵盆は子供主体のお祭りで、法要の後、子供たちがお堂に上がって地蔵菩薩の真言「おんかかかびさんまえいそわか」を唱えながら数珠繰りを行い、その後子供たちによる童謡の合唱が披露された。 →MAP

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2004/07/22

月ヶ瀬

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伊勢から奈良への帰途、名阪国道が渋滞中というので治田ICで降りてカーナビを頼りにしつつ適当に運転していると月ヶ瀬に出た。月ヶ瀬には初めて来たのだが、なかなか良い眺めだ。今度は梅か桜の咲く頃、もしくは紅葉の時期に来てみようと思った。写真は八幡橋から。 →MAP

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2004/07/21

龍田大社

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生駒郡三郷町にある式内社、龍田大社。鳥居の額に"龍田本宮"と書かれているように、こちらが本宮で、生駒郡斑鳩町にある法隆寺の鎮守、龍田神社(こちらも式内社)は若宮にあたる。祭神は天御柱命と国御柱命で、風の神様。社伝によると、崇神天皇が夢で風神のお告げを受け、五穀豊穣・疫病退散を願って創建したという。今でも毎年7月第1日曜日に行われている風鎮祭は、天武天皇が始めたとされている。 →MAP


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2004/07/20

當麻寺

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當麻曼荼羅が有名な當麻寺。室町時代の写本が本堂に掛けられていて拝観することができる。いつか曼荼羅絵解き節を聴いてみたいものだ(20人以上であれば中之坊での絵解き節拝聴申し込みができるようだが、そんなに人数揃えられない…)。写真は西南院庭園より望む西塔(手前)と東塔。以下蛇足。當麻曼荼羅を拝観するには本堂で拝観料500円を支払う。そうすると本堂の他、金堂と講堂も拝観することができる。しかし、鎌倉時代の當麻曼荼羅写本が収められている霊宝館を拝観するには中之坊の拝観料500円が別途必要になる。そして、写真を撮った、東西両塔がよく見える西南院庭園にはまたまた別途300円が必要なのだ(庭園はきれいだし、水琴窟があったりもするのだけどね…)。うーん、さほど広い境内でもないのに、全部見て回るとかなりの出費だ。 →MAP

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2004/07/19

有次

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包丁をはじめ調理用品を扱う老舗有次。同店製のペティナイフと薄刃包丁を研いでもらうために京都錦市場まで持って行った。#800と#1200の刃物用砥石は持っていてたまに自分で研いではいるけれど、1年に1度くらいは専門家に研いでもらったほうがよいというので。仕上がりまで20日ほどかかるというのだが、なんでだろう? 単なる順番待ちかしら。ついでに、自宅の桧製俎がかなり痛んでいるので、イチョウ製の俎を購入した。8400円もするが、表面が痛んできたら削り直しもしてくれるそうなので、かなり長持ちはしそうだ。 →MAP

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2004/07/18

信貴山朝護孫子寺

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聖徳太子が寅の年、寅の月、寅の日に毘沙門天を感得したといわれる信貴山朝護孫子寺。駐車場に車を止めて境内方向に歩いていくと、巨大な張り子の虎が出迎えてくれた。境内は整然としておらずお堂もいろいろあるので、初めてだとどこをどう通ってお参りしたものやら悩むことになる。ちょっとしたテーマパーク気分(笑)でうろうろ。また、真言宗の寺院のはずなのにいたるところに鳥居があり"?"が三つばかり点灯する。やっとのことで、張り子の虎のところから見えた本堂へとたどり着く。本堂からの大和盆地の眺めは最高だ。ここでやめておけば良かったのだが、"空鉢護法"という名前に惹かれて信貴山城址方向へ行くことにした。道は整備されているもののかなり登り坂が続くので心臓はバクバク、途中で何度引き返そうと思ったことか。山頂には巳(龍神)を祀ったお堂とお籠り堂があった。→MAP

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2004/07/17

うなぎ二鶴

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今年の土用丑の日は7月21日だが、連日気温が高くバテ気味なのでちょっとはやめに二鶴(11:00〜21:00、奈良県奈良市椿井町51、0742-26-5841)で鰻を食す。私は蒲焼き(写真左)、妻は白焼き(写真右)のうなぎ丼特上(ともに2100円也)を注文。うまいのだが、「うなぎ丼」と言いながらお重で出てくるのがマイナス点。お重だと食べているうちにごはんが冷めてしまうから。鰻丼は、暖めた瀬戸物の丼に炊きたて熱々のご飯を入れて出してくれるのが一番だと思う。→MAP

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2004/07/16

薬師寺東塔の水煙

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薬師寺東塔の水煙。水煙とは、塔の相輪上部に付けられる火焔形の装飾物で、塔を雷や火災から守る水をイメージしたものだ。薬師寺東塔の水煙は芸術的にも素晴らしいもので、和辻哲郎は「古寺巡礼」の中でこう書いている。

 わたくしたちは金堂と東院堂との間の草原に立って、双眼鏡でこの塔の相輪を見上げた。塔の高さと実によく釣合ったこの相輪の頂上には、美しい水煙が、塔全体の調和をここに集めたかのように、かろやかに、しかも千鈞の重味をもって掛っている。その水煙に透し彫られている天人がまた言語に絶して美しい。真逆様に身を翻した半裸の女体の、微妙なふくよかな肉づけ、美しい柔かなうねり方。その円々とした、しかも細やかな腰や大腿にまとう薄い衣の、柔艶を極めたなびき方。——しかしそれは双眼鏡を以てしても幽かにしか解らない高いところに掛っている。だから詳しい観察を求めるものはどうしても塔の一階に置かれた石膏の模作に引きつけられざるを得ない。模作で眺めても、天人の体が水煙と融け合った微妙な装飾文様は、これほどのことまでわれわれの祖先には出来たのかと思うほど美しい。
MAP

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2004/07/15

和田金

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牛肉といえば松阪牛、松阪牛といえば和田金(三重県松阪市中町1878、0598-21-1188)、と言っても過言ではない牛肉の老舗。5階建ての建物は入るのにちょっと気後れする門構えだが(笑)、右手の精肉売り場のドアより中へ。実は、今回は牛肉のしぐれ煮(2100円)でも買って帰ろうかくらいにしか考えていなかったのだが、肉を見せられてしまっては欲望に勝てず。中肉(945円/100g、写真右上)を300gほど購入した。車にクーラーボックスを積んでいたので、それに肉を入れてもらうことにすると、まずクーラーボックス自体を冷凍庫で冷やしてくれるという念の入れよう。頭が下がる。自宅に帰ってさっそく軽く塩コショウだけで焼いて頂くと、"幸せ"とはこのこと。今度は小間切れ(347円/100g)を大量に買ってこよう。2〜5階のレストランでは、すき焼き、あみ焼き、しお焼きが7350円、しゃぶしゃぶが8400円、ステーキが12600円〜で食せる。精肉にしても料理にしても松阪牛の最高級品としてはリーズナブルな価格付けだと思う。やはり直営牧場持っているからなのかな。 →MAP

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2004/07/14

薬師寺東塔

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フェノロサ(東京美術学校=現東京芸術大学の創立者)に「凍れる音楽」と評されたという、薬師寺の三重塔東塔。裳階を付けた三重の屋根は確かに律動的で、音楽を連想してもおかしくない。しかし、である。今では周りのきらびやかで整備された伽藍の中に埋没してしまって、音楽はもう聴こえてこないように思うのだ。1967年、薬師寺中興の祖、高田好胤師が白鳳伽藍の復興を発願し、写経勧進によって金堂、西塔、中門、回廊を次々に建設、2003年春の大講堂の完成により伽藍は復元された。それは、奈良時代の寺院様式の復元、そして宮大工西岡常一棟梁らによる伝統寺院建築技術の継承という意味においては大変な功績があったわけだが、ぜいたくにも私は、和辻哲郎が訪れたとき(1918年5月)のような薬師寺を見てみたいと思ってしまうのである。岩波文庫版「古寺巡礼」の表紙(入江泰吉撮影)にあるような、西塔の心礎の水たまりに映し出される東塔を。→MAP

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2004/07/13

キトラ古墳

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すったもんだの末、昨日とうとう壁画のはぎ取り保存が決まったキトラ古墳。実際にキトラ古墳のある明日香村阿部山に行ってみると、そこには仮設(といってもかなり立派)の覆屋が建っているだけだ。ここまでわざわざ訪ねてきた観光客に悪いと思うのか(笑)、壁画の写真パネル数枚が覆屋の前に立てかけてあった。文化庁は1983年の壁画発見以来、"現状維持"を金科玉条に古墳の保存にこれつとめてきた。床面の残存遺物の調査さえしなかった。しかし、今年になってカビの発生やしっくいの剥離が明らかになり、それに加えて高松塚古墳壁画の想像以上の劣化もあり、今回のはぎ取り保存決定となった。発見されるまで千数百年にわたって保たれてきた壁画が、現代科学をもって現状維持しようとしたとたんに1世紀ももたずに危機に瀕するとはなんとも皮肉だ。専門家のセンセー達はこの20年間なにをしていたのだろうか? 壁画の劣化防止という理由で、我々国民から古墳を完全に隔離しておいてこの体たらく。センセー達の責任は重い。はぎ取りが決定したからには、広く我々が見ることができるよう壁画の一般公開を望む。センセー達の研究材料としてこれ以上独占しようなんて思わないでほしい。高精細なデジタル写真も撮影されたはずなので、それの公開もしてほしいものだ(公開しない理由って何かあるのかしら)。 →MAP

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2004/07/12

赤福氷

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伊勢名物、赤福餅で有名な赤福が夏季限定で出しているかき氷"赤福氷"。宇治金時のあずきの代わりにあんこと餅が入っているものだと思えばいい。赤福餅がそのまま入っているわけではない(とはいっても、赤福餅の材料が別々に入っているだけなのだが)。400円也。 →MAP

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2004/07/11

唐古・鍵遺跡

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大和八木から郡山ICへ向かって(逆でもいいけど)国道24号線を走っていると、右手に妙な建物が見えてくる。これが唐古・鍵遺跡の復元楼閣だ。唐古・鍵遺跡は、弥生時代前期から古墳時代前期までの約600年間にわたる集落遺跡。1992年の発掘調査で高層建築(楼閣)が描かれた土器片が出土し、その絵を元に1994年に楼閣が復元されたというわけなのだが、渦巻き状の屋根飾りまで忠実に作ってしまうものだからなんともヘンテコなことになっている。ちなみに遺跡に行っても、唐古池のほとりに復元楼閣がポツンと建っているだけなので面白くもなんともない。国道から眺めるだけで十分。土器片などの出土物は田原本町中央体育館内の郷土資料展示室に展示されていたが、新資料館への移設準備のため現在閉館中。新資料館は年内オープンの予定とか。そうそう、蛇足だが楼閣くんというシュールなキャラクターには脱力。 →MAP

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2004/07/10

ギャルみこし

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奈良市のひがしむき商店街を歩いていたら、偶然"ギャルみこし"なるものに遭遇したのでスナップ。ひがしむき辨財天祭りの催しの一つらしい。ギャルみこしというネーミングで腰が砕けた。 →MAP

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2004/07/09

金峯山寺蛙飛び その3

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まだ続く金峯山寺蛙飛び行事。蛙に姿を変えられた男が、僧侶の読経の功徳によって無事もとの体に戻るというクライマックス。…なのだが、行事は淡々と進み、蛙のかぶりものを脱いだところでかなり唐突におしまい(実際には堂内で法会の続きはあるようだが)。行事としては、太鼓台の練り込みのほうが面白いかも(笑)。 →MAP

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2004/07/08

金峯山寺蛙飛び その2

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昨日の続きで金峯山寺蛙飛び行事。蛙を乗せた太鼓台は、竹林院前を出発し、ケーブル駅前で大和高田から蓮の花を持ってきた山伏の一行と合流、最後に蔵王堂前で練り込みを行う。太鼓台から振り落とされないようにしがみついている蛙がかわいい(笑)。この後、蛙飛び行事となるわけだ。 →MAP

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2004/07/07

金峯山寺蛙飛び

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先頃「紀伊山地の霊場と参詣道」で世界遺産に登録された吉野山。その吉野山にある金峯山寺は修験道の中心寺院で、毎年7月7日に蛙飛び行事が行われる。「神仏をあなどり蛙に姿を変えられた男が、僧侶の読経の功徳によって無事もとの体に戻ることができた」という言い伝えを再現(?)した仏事だ。今年から蛙の中に入る人が変わったという。正式には蓮華会といい、大和高田市にある弁天池の蓮の花を蔵王権現に供えるという法会。ちなみに、金峯山寺蔵王堂では世界遺産登録を記念して、2005年6月30日まで秘仏蔵王権現三尊が特別開帳されている。 →MAP

書いておかねばならないことを思い出した。蛙飛び行事がまさに始まろうというとき、NHKのカメラマンがのこのこやってきて、我々がいる前の立ち入り禁止区域に入って撮影を始めた。ボケカスと罵詈雑言を浴びせるも聞こえないふり。こういう「ぼくたち報道だから何やってもいいもんね〜」な輩がいるからテレビ・新聞関係者は嫌いだ(こういうふうに十把一絡げにしちゃうと、早くからきて場所取りしていた奈良テレビの人やルールを守って取材していた関西テレビの人には悪いと思うけれど、同業者に恥知らずがいたということで諦めるかNHKを指導してやってください)。最低限の仁義は守れや。で、帰ってから各局のローカルニュースを見比べると、肝心の場面でNHKは奈良テレビ・関西テレビに位置取りで負けていた。その程度のカメラマンだったということだね。

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2004/07/06

薬師寺遠望

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奈良の有名寺院の代表格の一つ、薬師寺を西より望む。 →MAP

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2004/07/05

石上神宮

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久しぶりに奈良の話題(笑)。日本最古の道"山辺の道"の途中にある石上神宮。ちょうど天理教の施設群の東に位置している。日本最古の神社の一つで、古くは物部氏の氏神として強大な力を誇った。宗教的な意味合いだけでなく、朝廷の武器庫として文字通りの"Power"を持っていたという。確かに、石上神宮の位置する場所は、尾張・伊勢方面から伊賀上野を経て大和盆地へ至る道(現在の名阪国道)の要衝にあたっており、軍事的な意味合いも大きかったことが伺われる。石上神宮というと、国宝の七支刀が有名だ。今年のはじめ、奈良国立博物館で「七支刀と石上神宮の神宝」展が開催されたのだが、地味な内容だったためか来場者はまばらだった。思う存分七支刀を見ることができたのは幸運といえよう。 →MAP

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2004/07/04

上賀茂神社

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昨日からの飛行機つながりということで、上賀茂神社。なぜ飛行機つながりかというと、上賀茂神社では航空安全御守を授けてくれるのだ。御守には旅客機のシルエットが刺繍されていたりしてなかなかGood。上賀茂神社の祭神は賀茂別雷神だが、その祖父にあたる賀茂建角身命が神武東征の際巨大な烏(八咫烏)に身を変えて大和へ至る道を先導したという伝承がある。で、烏=空、先導=安全ということで航空安全というわけ。毎年9月9日の重陽の節句に烏相撲という神事が行われているのも八咫烏との繋がりから。航空安全の神様としては、上賀茂神社の摂社、久我神社(祭神は賀茂建角身命)のほうが有名かもしれない。 →MAP

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2004/07/03

飛行神社

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毎年祇園祭の季節になると、気のおけない仲間が集まって鱧を食すという宴会を催している。今年も京都・ぎおん琢磨に8名が集まってわいわいと。で、その中の一人、飛行機ヲタ(ドイツ機万歳)な人が「飛行神社に行きたい」というので、宴会後に八幡市にある飛行神社へ向かう。飛行神社は日本航空界の先駆者、二宮忠八氏が創建した神社で……、詳細は省くがとにかくその手のお好きな人にはたまらない場所の模様。零戦のプロペラやらジェット戦闘機のエンジンやらがあって、鳥居はジュラルミン製らしい。奉納絵馬には「SQのスチュワードになれますように」とか「航空自衛隊×××の演習がうまくいきますように」など、かなり専門的かつ具体的な願い事が書かれていた。祭神は当然、天磐船に乗って降臨した饒速日命。 →MAP

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2004/07/01

金剛證寺

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伊勢市と鳥羽市の境、朝熊ケ岳に位置する金剛證寺。伊勢神宮の鬼門(鬼門は北東のことだが、実際にはほとんど真東)を守る寺として栄え、「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」と伊勢音頭に唄われているように、昔は伊勢神宮と金剛證寺をセットで参詣するのが普通であったという。本堂から奥の院に行く道の途中には、両側に卒塔婆が林立している"卒塔婆道"というところがあって、霊感の全くない私でもここを通るときにはかなり来るものがあった。なんでも伊勢地方には、葬式の後に金剛證寺に卒塔婆を奉納する"岳参り"という風習があるのだそうだ。金剛證寺へは、伊勢市内から伊勢志摩スカイラインを通って15分くらいで到着するのだが、通行料として1220円も取られるのが痛い。 →MAP

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