金剛證寺
伊勢市と鳥羽市の境、朝熊ケ岳に位置する金剛證寺。伊勢神宮の鬼門(鬼門は北東のことだが、実際にはほとんど真東)を守る寺として栄え、「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」と伊勢音頭に唄われているように、昔は伊勢神宮と金剛證寺をセットで参詣するのが普通であったという。本堂から奥の院に行く道の途中には、両側に卒塔婆が林立している"卒塔婆道"というところがあって、霊感の全くない私でもここを通るときにはかなり来るものがあった。なんでも伊勢地方には、葬式の後に金剛證寺に卒塔婆を奉納する"岳参り"という風習があるのだそうだ。金剛證寺へは、伊勢市内から伊勢志摩スカイラインを通って15分くらいで到着するのだが、通行料として1220円も取られるのが痛い。 →MAP
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