石上神宮
久しぶりに奈良の話題(笑)。日本最古の道"山辺の道"の途中にある石上神宮。ちょうど天理教の施設群の東に位置している。日本最古の神社の一つで、古くは物部氏の氏神として強大な力を誇った。宗教的な意味合いだけでなく、朝廷の武器庫として文字通りの"Power"を持っていたという。確かに、石上神宮の位置する場所は、尾張・伊勢方面から伊賀上野を経て大和盆地へ至る道(現在の名阪国道)の要衝にあたっており、軍事的な意味合いも大きかったことが伺われる。石上神宮というと、国宝の七支刀が有名だ。今年のはじめ、奈良国立博物館で「七支刀と石上神宮の神宝」展が開催されたのだが、地味な内容だったためか来場者はまばらだった。思う存分七支刀を見ることができたのは幸運といえよう。 →MAP
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